体全体で技をかける

朝晩は少し気温が下がってきたように思います。が、日中は相変わらず暑い。

そんな中、今日はベテラン会員との二人で稽古。したがって写真なし。

 

居合の稽古は、斬撃、大森流、英信流表、詰合。

剣術は演武する手数に加えて、久しぶりに三學圓之太刀。

その後すこしゆっくり柔術の稽古。先週学んだ枠型、引違、袖捕、二重突と一重突を途中まで。加えて打込を通しで最後まで。

 

詰合は打太刀と遣い方を交互に。10月と11月に演武をすることになっています。

私は詰合と大小詰が好きですね。詰合は居合の原点のように思いますし、大小詰は柔術技法で初めて学んだときは本当に驚きました。

先週、横浜支部長に見てもらって、修正点を教えて頂きました。

その点を注意して稽古です。

まだ少しぎこちないので、続けて稽古をしていきましょう。

剣術は二刀に満足できません。相手を崩せるようになるまで頑張ります。

そして柔術。技の体系が分かってきましたね。できるできないは脇に置いて。

大事なことは手の動きではなく、足運びや肚の落とし方だと思います。つい手の動きに目がいきがちですが、手の動きに足をあわせなければなりません。足をあわせようと思うと、肚の動きが必要です。結局、体全体で技をかけているのです。

足の動きは止めてはいけないはずです。受のバランスを崩すのは手ではなく足の動き、体の動きなのです。足を止め肚を忘れて、手だけで何とかしようとすると筋力を使ったものになり、技ではなくなってしまいます。要注意ですね。

 

たっぷり稽古をした後で、もう一度居合の英信流表を通して稽古して、最後に三本の技を稽古。やっぱり汗びっしょりです。