日々の稽古

朝からしっかり雨が降っています。最近土曜に雨が降ることが多いですね。

雨に濡らせたくないので長尺ものはもっていけないのですが、今日は演武でペアを組む大阪支部のベテラン会員との二人での稽古。

(したがって掲載の写真は以前のものです)

長尺ものはなくとも、居合、剣術、柔術をしっかり稽古します。

 

居合は、斬撃、大森流、英信流表、太刀打、詰合。

剣術は、試合口、陽之表、陽之裏、三學圓之太刀の稽古の後で、来週の廣島護国神社での演武用の手数を稽古。

柔術は、同じく演武する形の稽古です。

 

打太刀、仕太刀を交代しながら、通しで稽古をします。

互いに自分の課題はよく分かっているので、あまり言葉もありません。

通しで稽古をしたあとで、息を入れつつ、気になった点を確認する程度。

剣道の稽古をする人たちも妙に少なく、静かに自分に向き合う稽古になりました。

いつも最後に素抜き抜刀術に戻って、その日の最後の居合を稽古します。

今日は時間があったので、自分で選んだ五本で稽古おさめ。

約2時間半の稽古の後で行うこの稽古おさめは、稽古はじめで抜いた居合と異なります。

やはり居合、剣術、柔術で体をうまく遣えた日には、力の抜けたよい動きができるように思います。反対に、うまく稽古ができなかったときは、妙にバランスが崩れたような稽古おさめになってしまいます。

最初も最後も同じ感覚で居合を遣えるようになるためには、稽古中だけでなく普段の生活から心と体を整えていくことが大切ですね。

 

いよいよ来週は奉納演武の本番です。

前日に師匠に手直しをしていただき、不明点についても教えを頂きますので、来週の大阪支部の稽古はお休みです。