稽古はじめ

2023年の稽古はじめ。

居合は大森流、英信流表、太刀打、剣術は小太刀、柔術は吉掛を稽古。

 

太刀打は何度も稽古していますが、なかなか覚えてもらえない。

思い出すとそれなりに動けるのに。なぜだろう??

そんなに難しい手順でもないように思うのですけど。

でも、思い出すとそれなりに動けているので、技をくりだせる体づくりは少しずつ出来ているということで、よしとしましょう。

 

小太刀は年末に師匠から手取り足取り教えて頂きました。

私の理解不足もあって、みんなで一緒に学びました。

忘れないうちに、大事な勘所だけでも頭の中を整理しておかないと。

でも小太刀は、最後の最後に学ぶ手数です。

間合のつかみ方や体捌きの集大成というべきものと思います。

なかなか容易に習得できるものではありません。

それについ右手だけで刀を扱ってしまいます。体の左右を均等に遣うことを学ばなければなりません。これは、居合の抜付けや納刀、柔術にも通じる体の遣い方。

居合や柔術をしっかり稽古しておけば、小太刀も使えるはずだし、逆もまたしかり。

小太刀を学ぶことで、居合と柔術の理解が進みます。しっかり稽古しましょう。

 

吉掛は履形の次に学ぶ形。大阪支部では初めて稽古する形です。

以前教えて頂いたときのメモと、師匠と兄弟子が稽古されているのを見て、必死に思い出しながら書いたメモを頼りに稽古をしました。

新しい技もありますが、履形と同じ体の遣い方をする技も多い。

それほど違和感なく、稽古できたと思います。なにより本数が少ない!うれしい!

履形も十分に遣えるようにはなっていませんが、諸般の事情により吉掛も稽古していきますし、他の形もおいおい稽古します。もちろん履形も稽古します。

レベルに応じた稽古をしていきますので、出来なくてもゆっくりついてきてほしいと思います。

 

最後に居合を3本抜いて終了。私は初発刀、横雲、抜打。

広島で師匠から抜付を何度も見て頂いたので、何とかモノにしたいと工夫三昧。

今年もしっかり稽古していきましょう。