稽古の楽しみ

武道やヨガなどの練習が盛んです。

吹田市武道館では、広い第一武道室が剣道の稽古でいっぱいです。

第三武道室は少し狭くなりますが、ヨガの練習で盛況です。

我々は大石神影流の稽古では発声しますし、居合の太刀打ち稽古では木刀を打ち合わせるので、練習メニューとして、まず稽古の中で音が出る剣術や居合の形稽古を第一武道室で行い、途中から荷物をまとめて、2階の第三武道室に移動して、静かなヨガの練習の邪魔にならぬように、無声無音の居合一人稽古を行います。

 

個人的には、まず居合の一人稽古をやった後、剣術や形稽古をしたほうが、集中できるように思っているのですが、剣道をやっているところへ、途中から割り込むのが難しそうなので、その逆になっています。でも、これは贅沢な問題です。

 

一緒に稽古できる相手がいるというのは、非常に嬉しい。

間合や拍子などは、相手がいるため現実の問題になります。

動きは流れるようにスムーズで早く動けたとしても、相手に届かなかったり、相手の打ちを受け損じては、まったく意味がありません。

覚えた手順を練習するのではなく、相手との攻防を学ぶのだと思います。

その中で技も練るのです。

なので、仮に相手が間違った動きをした場合でも、受けることが出来なければならないのだと思います。決まった動きしか出来ないようでは、武術とは言えません。

ましてや、相手がどう動いてくるのか分かっているのに、それを外してしまうのは論外ですね。我々も心して稽古しなければなりません。

 

今日は、大石神影流陽之表をすべて、それから太刀打ちの4本目まで稽古できました。

楽しくなってきましたね。