鼠蹊部の緩み(雑感)

最近、休日出勤ばかりなので(明日明後日の土日も仕事)今日は代休をとりました。

武道館に行くと大盛況です。平日の夜ってこんなに多いのか。

空手が2組、薙刀1組、外国人の居合1組、剣道の高校生が10人くらい。

行儀が悪い金髪茶髪の男女高校生。

でもでも金曜の夜に剣道の稽古に集まるなんて、君たちは捨てたもんじゃないと思うよ。

外人さん2人が木刀で剣術をはじめたので興味深く拝見して、顔見知りになった薙刀の先生に挨拶。先日少し薙刀の御教授頂いた時に「腰が低い」と注意されました。

私見ですが、試合を行う武道は腰が高くなる傾向があると思います。剣道も膝が伸びてますね。素早く回ったり、踏み込んだり、スピードで勝敗が決する場合は腰が高い方が動きやすいのでしょう。

では本当の斬り合いではどうでしょう。

想像しか出来ませんが、ぴょんぴょん飛び回ったり、ポイント稼ぎの「当てる」剣とは様相が異なる筈です。試合で胃が痛くなる私でなくても、激コワの筈。

その時に腰は高いか沈んでいるか?

広島に行った時にアドバイスを頂いた鼠蹊部のゆるめ方を得心しつつある気がします。

「すーっと下半身の力を抜いて沈むと、いい位置がありますよ」

いい位置というのが、私には気持ちいい位置と感じます。

気持ちいいという感覚でいいのか解りませんが。

変なたとえですが「魔法のじゅうたん」に乗っかって、スーと進む様な。

お伝え頂いた「勢中刀」と「山下風」が「流刀」と共にお気に入りです。

練度は駄目駄目ですがねりあげていきます。

先に帰られた空手の方が使っていたサンドバックを打って、地下の畳の道場に移り、受身の稽古をしてから、御高齢者の合気道の稽古を見学して今日は終わりです。