間を詰める

前回(5月17日)の稽古の翌日にフランスへ出張に出て、3週間強。(一回分、稽古日誌が飛んでしまった…)7日午前に帰国し、帰宅は正午前。飛行機疲れと時差ボケ、体調不良で倒れるように眠り、17時に起きて稽古に向かいました。

 

うまく体が動くかどうか心配でしたが、準備運動もせず、数回の斬撃の稽古のあと、いきなり初発刀。うん。どうにか動くぞ~。

 

今回のホテルも小さな部屋で、かつ仕事も佳境に入っており、毎日へとへとで帰宅?してましたので、体を動かすどころの騒ぎではなかったのです。姿勢や歩きには気を配っていましたが、その程度では、ねぇ。

 

初発刀を繰り返し取り組みました。みなさん、動きがこなれてきた様子でした。ですが、動作が途切れがち。鞘を抜き出して、手を掛けて、抜いていく。文字で書くとそのような手順になりますが、その順番で動作を止めてはいけません。連続して動かすのです。

また、「こなれた」状態が一番危険な状態でもあります。つい、早く動いてしまう。

かたちを作るのではなく、体の動く過程をとらえるようにしてください。

動きに「こなれた」のであれば、次はできるだけ間を詰める稽古を心がけましょう。

間を詰めるというのは、先に述べたように、ひとつひとつの動作を止めることなく、連続させるのです。体全体を少しずつ動かしながら、体の動きと心の働きを途切れさせない。

たとえば、抜き付けから振りかぶって斬撃を行いますが、振りかぶってから、ヨイショとばかりに斬撃をするのではありません。実際にヨイショと思って斬撃をする人はいないと思いますが、振りかぶりと斬撃の間に動作の「間」があるということは、心の「間」があるということだと思います。間を詰める稽古というのは、心と体の稽古になると思うのです。

師匠に「ゆっくりはやく」と言われていますが、その一つの解法が「間を詰める」ことだと考えています。


あれれ。何だか、前にも書いた内容のような気がしてきました。

やっぱり時差ボケか。


                           平成27年6月7日