さらなる精進を求む

4月5日日曜午後の稽古

 

金曜夜から発熱。土曜は広島へ稽古に行こうと思っていたのに…。

土曜は一日寝てました。おかげで夜には熱も下がり、ごはんをおいしく頂きました。

たぶん、疲れがたまっていたのでしょうね。フランスでの仕事はハードでした…。

 

さて!頑張って今日も稽古!!と思って外へ出ると雨。

うーん。やる気に水を差されるというか何というか。しかも湿度が高い。

 

それでもめげずに道場へ。

今日は歩法の稽古、斬撃の稽古、素振りに時間を掛けました。

途中から体験2回目の方も参加。歩法と素振りに取り組んでもらいました。

歩法はムズカシイのです。股関節、膝、足首といった関節を緩めることで歩きます。

「歩く」という感覚ではないのですね。「足を配る」という感覚です。体の移動に伴って足を静かに床に置くイメージですね。今の私の感覚では。

最近、ようやく足首を緩める感覚をつかんだように思います。これまでは膝までしか緩めることしか出来なかった。

体重を床にあずけて体を前進させていく際に、足首をゆるめると、足裏をべたーっと床に預けることが出来ます。ほとんど床を蹴らずに進むことが出来るようです。

ただし、まだ私のレベルでは非常なスローペース。

まだまだ稽古を積まないといけません。

普段の歩き方から稽古できますので、日々取り組むようにします。他人の迷惑にならないように。フランスのお巡りさんに尋問されないように。

 

大石神影流では、試合口、陽之表、陽之裏の稽古。

ここまでで一時間半くらいになってしまいました。

 

慌てて、今日取り組みたかった大小詰の相手をしてもらいました。

こればかりは一人稽古が出来ません。いや、多分できるのでしょうが、うまくイメージができず。それでお願いして受けてもらいました。それぞれの業を二回程度繰り返し。

結果として投げたり、固めたりしているのですが、あくまで結果としてです。

相手と自分の体を一体化させることが重要なんだと理解しています。

これが非常にムズカシイ。

大小詰はわざわざ稽古をする技ではなく、普段の稽古の中で練り鍛えた体遣い、心遣いを用いたら容易に出来るようになっている…のではないかと愚考しています。

と、いうことで、やはり現在の私ではうまく技を発揮できませんね。

さらなる精進を求むということでしょう。

 

いよいよ時間が無くなったので、大森流と英信流表から数本ずつ選んで稽古。

もちろん最後は横雲です。

 

                          平成27年4月5日