フランス滞在記

フランスから帰国しました。上の写真は20日あまり滞在したキッチン付ホテルです。港町ですぐ海につながる川がホテルの前を流れていました。海といっても「北海」です。人生の中で北海を前にするとは思ってもいませんでした。そもそもフランスに行くことがあるとは思っていなかったんですけど。

小さな街ですが、古い建物が多い住みやすそうなところでした。フランス人にとっては。

日本人にとっては食材がない(醤油とか味噌はあった!)のがツライ。

おまけに、フランス語(当たり前ですけど)!英語がほとんど通じない。

もともと、なんちゃって英語しか話せませんが、レストランに入っても、スーパーに入っても英語で対応できる人はごくわずか。フランス語の勉強をしようと本と辞書を買ったのですが、忙しくて開く間もなかった。発音もムズカシイし、聞取りも絶望的。

結局ずっと英語とボディランゲージ、挙句の果てはマンガ絵でコミュニケーション。大変でしたが、楽しかったといえば、楽しかった…かな?

一人でぶらぶらするのが好きなので、街中を歩き回りました。迷子にもなったけど。疲れて入ったサブウェイでサンドイッチを買おうとしても、これも通じず。でもマヨネーズだけ通じた!あとトマトも!あまり好きじゃないから入れませんでしたけど。

レストランにも入って、相席になったフランス人夫妻と訳が分からないながらも意気投合?し、ビールをしこたま飲んでしまいました(やっぱり飲むのか!)。


仕事も大変でしたが、現地人幹部は英語ができるので、忙しくしていました。

稽古日誌(もうほとんど単なる日記になっていますが)の更新もしようと挑戦しましたが、借りたPCが古くて、HPを更新できずでした。


半棒も木刀も、もちろん居合刀も持ち出せず、稽古らしい稽古が出来ませんでした。

毎朝の呼吸の稽古(ただ坐っているだけですけど)と歩法の稽古(街中でやっていて、やっぱりお巡りさんに質問されました)ばかりです。何せ北海ですから、外の気温は氷点下。ゆっくり歩いている奴は変な人間に見えたようです。


明日は久しぶりに得物をもった稽古ができます。

どこまで体が錆びついているか。見ものです。


                         平成27年2月7日