体軸の研究

12月13日土曜午後の稽古

 

昨夜は忘年会(三回目)。そんなにたくさん飲んでいませんが、一週間の疲れが出てしまってふらふらになりました。うん、一週間よく働いた。

 

さて、稽古です。まずは大石神影流。今日は太陽剣、正當剣、無意剣に取り組みました。やはり無意剣がムズカシイですね。手順も多い。何度か繰り返し、今日はここまで。しばらく時間をかけて体を慣らしていきましょう。

 

続いて英信流。浮雲と山下風。これもムズカシイ。今日はムズカシイものばかりになってしまいましたね。私も初めて浮雲を教えて頂いたときは、よく尻餅をついたり、転んだりしていました。バランスをとること、力を抜くことがとてもムズカシイんです。

これも時間をかけて体を慣らしていくしかないですね。

 

最後に大森流をゆっくり抜いて稽古終了。

うーん、ムズカシイ業に取り掛かるとあっと言う間に時間が過ぎますねぇ。

 

そのあと居残りで、稽古を続けます。

今日のテーマは「体軸」です。

体軸は、首と仙骨で作ると何かの本で読みました。仙骨は背骨の一番下に位置する土台の骨。首はもちろん背骨の一番上に位置します。この二つを結ぶとそれが体軸になるということ。当たり前のように思いますね。でも、この二つを一本の軸にするのが意外とムズカシイのです。私に関しては、ということですけど。

首を後ろに引き、仙骨からつながる背骨の上に乗せて一本の軸にすることが理想である、そうです。

私はあまりそういう「説」は鵜呑みにしません。というより、簡単にそれらの説を体現できるほど自分の体を上手に操れないんですけど。自分の体で試してみて、悪戦苦闘するのが好きですね。

ともあれ、意識として首を後ろに引くようにして、体軸を意識します。

このまま、大石神影流の陽之表、陽之裏、三學圓之太刀を稽古します。

出来るだけ腰も落とします。実は平日忙しすぎて、帰宅後の稽古が出来なかったんです。

うーん、足がツライ。でも力を抜いてゆっくりと。

続いて大森流と英信流表。これも体軸を意識して。でも、斬撃になると意識が緩んでしまいました。何回繰り返しても同じです。何故だろう?剣術ではうまく出来たように思うのに、抜刀術では出来ないなんて。原因が分かりません。繰り返します。…やっぱりダメですね。でも、ゆっくり抜いて、呼吸もゆったりになりました。

そんなことをしているうちに、もう4時間。

 

最後の最後は横雲で終わりにします。

 

                       平成26年12月13日