横浜での稽古

9月13日土曜 横浜講習会

 

以前から参加したいと思っていた横浜講習会に参加しました。

横浜に行くこと自体がほとんど初めてです。

市営地下鉄に乗って「あざみ野」まで。地下鉄の車内からして大阪市営地下鉄と違います。横浜の車両では6人掛けの座席が片側4つ並んでいます。大阪市では5人、7人、7人、5人の座席…だったような。奇数というのは坐りにくいんです。7人掛けでも7人目は坐れず大抵6人が坐っています。単に車両の長さが違うだけかもしれませんが。

つり革の形が三角形だったり、川崎大師の広告がつられていたり、見慣れない地名があったり。「新羽」ってどう読むの?と思ったら「にっぱ」でした。

あざみ野は住みやすそうなよい住環境でした。

 

「支部長なので指導者っていうことで」と横浜支部長から言われましたが、実際は私より体の遣える劇団の方と一緒に稽古させて頂き、共同研究のような形になりました。

 

大石神影流の試合口は一番最初に学ぶ形ですが、またもや新たな体の遣い方を学んだように思います。新たなというよりは、より深まったというべきか。その前に素振りを呼吸に乗せる稽古を随分長い間行いました。この稽古がよかったのですね。

すべての「張り」を呼吸で行うのです。北大阪支部でももう一度丁寧にやりましょう。

 

陽之表でもゆっくりと理合を確かめながら稽古できました。二人組で行う稽古をゆっくり行う場合は、理合を確認できるという利点があるのですねぇ。

それにお相手の方に助けられて、うまくつながっている稽古が出来たのです。何と表現していいのか説明がムズカシイのですが、意識と意識がつながっているというか、集中の糸がつながっているというか。

ですので、英信流の太刀打でもそうでしたが、師匠と横浜支部長による模範を見た後で行う稽古の中で、適宜打太刀、仕太刀を交代しながら稽古をしたのですが、多くを言わなくても互いの動きを見て、自分の動きを直すということができました。

少なくとも私は。お相手も私の仕太刀を見て、ご自分の仕太刀を変えたりしておられたので、同じように感じておられたと思います。

立ち姿がきれいで、力が入らず、相手の体の動きも的確に見て取れる。これは芝居の賜物でしょうか。ムズカシイ技を一緒にいろいろ研究させてもらいました。まさに共同研究。

そこへうまい具合に師匠の指導をいただいたりして、とても有意義な稽古会になりました(私にとって)。

二人組で行う形というのは、やはりよいものです。

北大阪でももう少し丁寧に取り組む必要があるなぁと反省をいたしました。

 

いろいろお世話になりました。横浜支部の美人秘書さんにもお目にかかれ、デンさんや名古屋西支部長にも会えました。出没する猫には会えませんでしたが。

あっという間の6時間でした。

また次回の講習会にも参加させて頂きたいと思います。

 

                          平成26年9月13日