歩法で気づき

6月14日土曜午後の稽古

 

弓道の大会があって、人が一杯です。お蔭で3階の第三武道場も多くの人がいました。居合のグループ、個人で居合を稽古する人が二人ほど。空手のグループなど。

私どもは二人の稽古です。

 

今日は礼法の稽古を何度も繰り返しました。何度か繰り返し、立って坐ってまた礼法。歩いて坐ってまた礼法。なかなかしっかり礼法をすることができませんね。

繰り返しながらも、感覚を頼りに力が何処に滞っているか把握しなければなりません。刀も差さず、ひたすら立ったり坐ったり、礼法を繰り返しているのを不思議そうに見ている人がいましたが、気にしない気にしない。

 

歩法を指導して自分でも稽古するというのをゆっくり繰り返しているうちに、肚から動くという感覚がよりクリアになりました。肚が動いて、その動きに連れて足を配るということができました。足を弛めて、肚が動くのを待つ感覚です。待っているうちに、足が勝手に動き出す。楽しくなってしまって、一人でしばらく前進後退。

そんなことをしていたら、一時間が過ぎていました。

 

休憩をしてもらっているうちに、肚から動くという感覚を横雲と稲妻など立膝の業で確認をしました。うーん、これは面白い。動きが楽になった気がします。時間をかけて研究することにしましょう。

 

今度は刀をもって、斬撃の稽古。これもムズカシイ様子です。左手を出して振りかぶると、体が正対してしまいます。そけい部が弛んでいないことが原因ですね。

素振りもしてもらいました。まっすぐ振れるように、斬撃と合わせて稽古しましょう。

 

今日も居残りをして、大石神影流と英信流表、太刀打、詰合の稽古。

短い時間での集中した稽古です。太刀打と詰合がムズカシイ。

これは気合を入れて稽古しないと、モノになりません。

 

横雲と稲妻を最後に抜いて、今日の稽古がおしまいです。

 

                     平成26年6月14日